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個人のお客様

災害時 /停電時の製品取り扱いについて

もしものときでも、充分な電気を確保できます。

太陽光発電システムをご利用のお客様におかれましては、災害による 停電時も太陽光発電システムの「自立運転機能」により、太陽電池モジュールに太陽光が当たっている時は一定量の電気を使うことができます。
自立運転への切り替えは、お客様ご自身で操作が必要です。

  • 手動で自立運転に切り替える必要があります。
  • 自立運転の際、すべての医療機器、灯油やガスを用いる冷暖房機、パソコン・ワープロなどの情報機器、その他、途中で止まると生命や財産に損害を及ぼす機器は絶対に接続しないでください。
  • 夜間はご利用になれません。日中でも、天候や日射量による発電量の変動に応じて使用できる電力も変動します。
  • 自立運転時に利用する電気製品の消費電力が、太陽光発電システムで発電できる電力を超える場合はパワーコンディショナが停止してしまいますのでご注意ください。
  • 停電が解消した後、自立運転から連系運転へ自動的に戻りませんので必ず連系運転に切り替えてください。なお、連系運転へ切り替えずにご使用された場合は売電ができませんのでご注意ください。

停電時の自立運転への切り替え方法

自立運転への切り替えはお客様ご自身で(手動)で操作して頂く必要があります。
なお、自立運転に切り替え後、停電が解消しても自動的に連系運転(通常運転 )に は戻りませんのでご注意ください。

蓄電システムは停電時に自動的に自立運転に切り替わり、停電後、復電した場合も特別な操作は必要ありません。
ただし、 接続する家電製品の種類や使用する電力量によっては、システムが停止するなどの不都合が生じる場合がありますので
停電時に家電製品をご使用される際は、必ずご購入いただいた蓄電システムの取扱説明書をご確認ください。

災害などで破損した太陽電池モジュールの取り扱いについて

住宅等に設置されていた太陽電池モジュールが震災で破壊され 、家屋などのがれきと共に堆積しているような場合でも、太陽電池モジュールに太陽の光が当たっている時は、発電している可能性があり 、素手などで触れると感電をする可能性があります。太陽電池モジュールが震災 で破壊された家屋に残っている場合、あるいは、破壊されて屋根から外れ 、がれき となって堆積している場合は、次の手順で対処してください。

  • 素手でさわらないこと。
  • 救助及び復旧作業等で壊れた太陽電池パネルに触れる場合は、乾いた軍手やゴム手袋など絶縁性のある手袋をしてください。
  • 複数の太陽電池モジュールがケーブルでつながっている場合は、ケーブルのコネクターを抜くか、切断してください。可能であれば、太陽電池パネルに光が当たらないようにブルーシートや段ボール等などで覆いをするか、裏返しにしてください。
  • また、可能であれば、ケーブルの切断面の中の銅線がむき出しにならないようにビニールテープなどを巻いてください。
  • 太陽電池モジュールを廃棄場に運ぶ際には、念のため、ガラスを金づちなどで細かく破砕してください。
  • 夜間や日没後の日射等のない時は、太陽電池モジュールはほとんど発電していませんが、作業内容としては、日射のある時の作業と同様にしてください。