ニュースレター ハンファQセルズコリア、米国ジョージア州に太陽電池モジュール製造工場を建設 2018年6月13日 ※ハンファQセルズ株式会社の海外プレスリリースより参考情報としてお知らせ配信しています。 ■ ジョージア州に建設を予定している太陽電池モジュール製造工場は、2018年に建設を開始、2019年に完成予定 ■ ハンファQセルズは、米国現地生産の高品質太陽電池モジュールを供給することで、米国における太陽電池モジュール市場シェアトップクラスのポジションを維持 2018年5月30日(韓国・ソウル)―ハンファQセルズコリアは、米国に太陽電池モジュール製造工場を建設することをお知らせします。同工場は2018年にジョージア州ウィットフィールドに建設を開始、2019年に完成を予定しています。太陽電池モジュールの正確な生産能力は未定ですが、年間1.6GWを超えると予想されます。ハンファQセルズコリアによって米国で製造される高品質の太陽電池モジュールは、ハンファグループの関連会社であるハンファQセルズ株式会社(以下「Qセルズ」)に生産量の100%が供給される見込みです。 米国における太陽電池モジュール市場シェアトップクラスのポジションを維持 この度のジョージア州の製造施設完成に伴い、ハンファQセルズコリアとQセルズの両法人で、韓国・マレーシア・中国・米国に製造拠点を構えることとなります。米国で緊急輸入制限(セーフガード)が発動されている中、ハンファQセルズコリアは米国内に工場を新設し、現地生産の太陽電池モジュールを供給することにより、米国で2016年、2017年に太陽電池モジュールでトップクラスとなった市場ポジションを堅持します。欧州の太陽光発電業界団体ソーラーパワー・ヨーロッパの調査で、2017年米国は太陽光発電の世界で二番目に大きい市場とされています。ハンファQセルズコリアにとっても、アメリカ市場は最も重要な市場の一つです。ハンファQセルズコリアが米国工場で製造する高品質なPERCモジュールは、米国国内の屋根上設置や地上設置案件に供給されます。米国市場は性能と品質をより重視する市場であり、新設される工場によってハンファQセルズコリアは顧客基盤の拡大を図ります。 【ハンファグループの太陽電池セル/モジュール生産能力】 区分 国 セル モジュール 基準 ハンファQセルズ 中国 2.5GW 2.5GW 2018年第1四半期 マレーシア 1.8GW 1.8GW 2018年第1四半期 トルコ 0.5GW 0.5GW 2019年 ハンファQセルズコリア 韓国 3.7GW 3.7GW 2018年第1四半期 米国 – 1.6GW 2019年 合計 8.5GW以上 10.1GW以上 ※現在稼働中の中国・マレーシア・韓国工場は、2019年、生産性と製品効率向上により、年間生産量が前年比5%以上に増加する見込み。 企業プロフィール 【ハンファQセルズコリアについて】 ハンファグループの太陽光発電関連企業として2011年4月に設立。韓国にて最先端の太陽電池セルとモジュールの製造拠点の運営を行う。成長を続ける韓国ならびにアジアや欧州諸国の太陽光発電におけるダウンストリーム分野を担う。開発・建設・運営を含む総合的な太陽光発電所のソリューションを提供している。 【ハンファQセルズについて】 ハンファグループ内の太陽光関連企業2 社を統合し2015年2月にハンファQセルズ(NASDAQ:HQCL)を設立。”Engineered in Germany“のブランドコンセプトのもと、ドイツのR&D本社から先進的な技術や革新的な研究開発をグローバルに展開するとともに、ハンファグループのネットワークを活かし、欧州、北米、アジア、南米、アフリカ、中東諸国でビジネスを展開している。生産施設はマレーシアと中国にあり、2018年第1四半期時点でセル/モジュール生産能力は8GWを誇る。太陽光セル・モジュール・システムの開発・生産・販売、発電所建設およびEPC(設計・調達・建設)事業など太陽光ビジネスの全分野でソリューションを提供している。 http://www.hanwha-qcells.com/ 【ハンファQセルズジャパン株式会社について】 1984年に韓国最大手企業であるハンファグループの日本法人として設立。2014年2月に設立30周年を迎えた。太陽光発電関連事業(太陽電池モジュールの輸入販売、IPP事業)をはじめ化学品、鉄工、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多分野にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を展開している。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2017年12月現在で日本向けの出荷量累計3.4GW、住宅設置数30,000棟を達成した。 http://www.q-cells.jp/ 一覧に戻る