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  • ハンファオーシャン、韓国初となる米海軍MROプロジェクトを獲得

    2024年9月9日

  • ※株式会社ハンファ発信の海外プレスリリースより参考情報としてお知らせ配信しています。

    MSRA認証を必要とするこの画期的なプロジェクトは、韓国の造船所が大型の米海軍艦艇に対してデポレベルのメンテナンスを実施する初めてのケースであり、ハンファオーシャンの高度なMRO(メンテナンス、修理、オーバーホール)能力を示すものです。
    米海軍の乾貨物弾薬船Wally Schirraが保守点検のためハンファオーシャンの巨済造船所に停泊米海軍の乾貨物弾薬船Wally Schirraが保守点検のためハンファオーシャンの巨済造船所に停泊

    ハンファオーシャンは、米海軍の40,000トン乾貨物弾薬船であるUSNS Wally Schirraに対する保守、修理、オーバーホール(MRO)サービスの入札に成功しました。このプロジェクトは、韓国の造船会社が米海軍にMROサービスを提供する初めての事例となります。

    同船は現在、ハンファオーシャンの巨済(Geoje)造船所で整備と点検を受けており、追加の陸上保守作業も同造船所の浮体施設を使用して実施されています。この3ヶ月のプロジェクトは、ハンファオーシャンの先端技術と整備インフラを米海軍に示すことで、同社のグローバルな防衛事業を拡大することが期待されています。

    「世界の海軍艦艇MRO市場規模は年間600億ドルを超えると予測されており、この米海軍のプロメンテナンスジェクトは大きな飛躍への足がかりとなります。私たちは米海軍との信頼を築くために、MROサービスを綿密に準備し、改良してきました。韓国のメンテナンス業界を支援するために地元の中小企業と緊密に協力してまいります。」と、ハンファオーシャンの広報担当者は述べました。

    USNS Wally Schirraがメンテナンスのためハンファオーシャンの巨済造船所に入港USNS Wally Schirraがメンテナンスのためハンファオーシャンの巨済造船所に入港

    MRO契約には、ハンファオーシャンが2024年7月に取得したマスターシップ修理契約(MSRA)認証が必要です。米海軍が付与するこの認証は、ハンファオーシャンの造船およびMRO能力の品質を検証するものです。
    最近フィラデルフィアの主要な米国造船所であるフィリー造船所(Philly Shipyard)を買収したことに加え、このMROプロジェクトはアジアにおけるパイロットイニシアチブとして機能し、ハンファオーシャンの米国海軍造船市場への参入を加速させるでしょう。

    企業プロフィール
    【ハンファジャパン株式会社について】

    韓国最大手企業の一つであり、Fortune Global 500、TIME誌「世界で最も影響力のある企業100社」に選出された株式会社ハンファの日本法人として1984年に設立。グリーンエネルギー事業、ケミカル事業、セキュリティ事業、プロダクトソリューション事業の4部門を展開し、化学品、鉄鋼、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多部門にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を行っている。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2023年12月現在で日本向けの出荷量累計7.5GW、住宅設置数150,000棟を達成した。 「ハンファジャパン」: https://www.hanwha-japan.com/ 「Qセルズ」:http://www.q-cells.jp/ 「Re.RISE」:https://www.hanwha-rerise.jp/