プレスリリース 垂直積雪量200cm以上の多雪地域でも屋根に穴をあけずに太陽光発電システムの設置を可能にする、ハンファジャパンオリジナル多雪地域向け脱着式補強架台「Q.ROBUST」の販売を開始 2023年8月4日 世界トップクラスの太陽電池モジュールメーカーであるQセルズを展開する「ハンファジャパン株式会社(所在地:東京都港区 代表取締役社長:尹 柱)」(以下、ハンファジャパンとする)は、垂直積雪量200cm以上の多雪地域でも屋根に穴をあけずに太陽光発電システムの設置を可能にする、脱着式補強架台を備えた太陽光発電システム「Q.ROBUST(キューロバスト)」の販売を開始いたしました。これにより、屋根の防水性や耐久性を損なうリスクを最小限に抑える“掴み金具工法”で、垂直積雪量210cm(最大)の多雪地域でも設置が可能になります。 従来、垂直積雪量180cm超の多雪地域における太陽光発電システムの設置は、打込み金具と架台を併用し、屋根に穴をあける設置工法が主流であり、積雪荷重に強い反面、施工コストの増加と屋根への負担がハードルとなっていました。 しかしこの度、ハンファジャパンが開発した多雪地域向け脱着式補強架台「Q.ROBUST」は、施工がシンプルかつ低コストで、屋根に穴をあけず太陽電池モジュールを設置する“掴み金具工法”での対応が可能になりました。 積雪荷重を掴み金具とQ.ROBUSTに分散させ、屋根への負担を軽減できるほか、固定可能範囲内で設置箇所を自在に変更できるため、縦ハゼの位置に影響されません。 更に、これまで太陽光発電システムの導入が困難であった北海道や東北、北陸など垂直積雪量210cm(最大)までの多雪地域で設置が可能となり、再生可能エネルギーの更なる普及に貢献いたします。 【Q.ROBUSTのメリット】 屋根に穴をあけない“掴み金具工法”で、垂直積雪量210cm(最大)までの多雪地域に対応します。 屋根にかかる積雪荷重を掴み金具とQ.ROBUSTに分散し、屋根への負担を軽減します。 Q.ROBUSTは脱着式補強架台であるため、固定可能範囲内で設置箇所を自在に変更でき、縦ハゼの位置に影響されません。 太陽電池モジュールの湾曲を抑え、セル割れによる出力低下や太陽電池モジュールの破損を最小限に抑えます。 屋根に穴をあける工法と比較して、雨漏りのリスクを最小限に抑え、コスト削減も実現します。 企業プロフィール 【ハンファジャパン株式会社について】 世界710ヵ所の拠点をもち、Fortune Global 500に選出された韓国最大手企業である株式会社ハンファの日本法人として1984年に設立。再生可能エネルギー関連事業(太陽電池モジュール製造・販売、PPS、IPP、PPA事業)をはじめ化学品、鉄鋼、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多部門にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を30年以上にわたり展開している。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2022 年12月現在、日本向けの太陽電池モジュール出荷量累計 7.3GW、住宅用販売棟数 120,000 棟を達成した。 「Qセルズ」ホームページ:http://www.q-cells.jp/ 一覧に戻る