プレスリリース ハンファジャパン、外張り断熱工法に対応可能な壁面設置架台システムを発表 2025年4月22日 ~札幌営業所開設と合わせ、北海道地域への再生可能エネルギー普及を加速~ ハンファジャパン株式会社(所在地:東京都港区 代表取締役:張 熙載 以下、ハンファジャパン)は、旭化成建材株式会社(所在地:東京都千代田区)、株式会社シネジック(所在地:宮城県富谷市)、スワロー工業株式会社(所在地:新潟県燕市)からの協力を得て、豪雪地域を含む日本全国の新築住宅向けに、外張り断熱工法に対応する太陽電池モジュールの壁面設置架台システム「FronHas Neo(フロナスネオ)」を発表しました。 近年、北海道地域においてはZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)への関心の高まりを受けて、新築住宅の外張り断熱の採用率は非常に高い水準にあります。しかしながら、住宅における太陽光発電システムの使用率は1.9%に留まるなど、全国平均の6.6%と比較し依然として低い水準※にあり、今後の設置率向上が課題となっています。屋根面だけでなく、壁面も利用することで太陽電池モジュールの設置容量の増加を図ることは有効な手段である一方、従来の外張り断熱工法では、外張り断熱材が障害となり、壁面への太陽電池モジュールの設置が困難であるという課題がありました。 ※参照:環境省 家庭部門のCO2排出実態統計調査 家庭のエネルギー事情を知る このたび発表する「FronHas Neo」は、通気銅縁に架台金具を固定することで、断熱材を貫通させることなく、住宅の美観を損なわずに太陽電池モジュールの壁面設置を実現します。また、ハンファジャパンが近日公開を予定している小型の防眩モジュールと組み合わせることで、周辺環境への反射光(光害)を今まで以上に抑制し、近隣住民の方々への配慮と、より快適な住環境の実現に貢献します。 ハンファジャパンは、2025年4月に札幌営業所を開設し、北海道地域における事業展開を本格化いたしました。札幌営業所は、道内の住宅メーカー、工務店、販売施工店といったパートナー企業様との連携を強化するとともに、自治体や地域企業との連携を深め、SDGsパートナーシップ制度「Green Alliance(グリーンアライアンス)」を通じた地域課題の解決にも積極的に取り組んでまいります。 FronHas Neo(フロナスネオ)の主な特長 外張り断熱工法の住宅への最適解 豪雪地域や多雪地域での使用を考慮した高強度・高耐久設計により、優れた耐候性と強度を誇ります。 優れた意匠性 外壁材と断熱材を留めている胴縁に架台金具を固定するため、新たに外壁材に横桟などの固定が不要。また、架台金具もラックレス仕様で太陽電池モジュール設置時に露出が少なく目立ちにくいスマートな設計で、住宅の外観デザインを損なうことなく、美しい仕上がりを実現します。 防眩モジュールとの組み合わせ ハンファジャパンが近日公開を予定している防眩機能を持つ新型太陽電池モジュールとの組み合わせにより、周辺環境への光害を今まで以上に抑制し、より快適な住環境をご提供します。 再生可能エネルギー普及に貢献 これまで設置が難しかった外張り断熱工法の住宅への太陽電池モジュール設置を可能にし、再生可能エネルギーの普及に貢献します。 ハンファジャパンは、「FronHas Neo」と札幌営業所の開設を通じて、豪雪地域や多雪地域における住宅の断熱性能と創エネ性能の向上を両立させ、より快適で環境にやさしい住まいづくりに貢献してまいります。 企業プロフィール 【ハンファジャパン株式会社について】 韓国最大手企業の一つであり、Fortune Global 500、TIME誌「世界で最も影響力のある企業100社」に選出された株式会社ハンファの日本法人として1984年に設立。グリーンエネルギー事業、ケミカル事業、セキュリティ事業、プロダクトソリューション事業の4部門を展開し、化学品、鉄鋼、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多部門にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を行っている。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2024年12月現在で日本向けの出荷量累計7.7GW、住宅設置数180,000棟を達成した。 「ハンファジャパン」: https://www.hanwha-japan.com/ 「Qセルズ」:http://www.q-cells.jp/ 「Re.RISE」:https://www.hanwha-rerise.jp/ 一覧に戻る