プレスリリース Qセルズブランド初の住宅用ハイブリッド蓄電システム新製品「HQJB-Aシリーズ」を販売開始 2018年2月15日 業界トップクラスの電力変換効率96.5%を実現。停電など万一のときにも安心して電気を使うことが可能に ハンファQセルズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長: キム・ジョンソ 、以下「Qセルズ」)は、Qセルズブランドとして初めて、住宅向けハイブリッド蓄電システム「HQJB-Aシリーズ」を2018年4月上旬より販売開始します。 近年、太陽光発電システムを取り巻く環境は急激に変化しています。政府によるZEH※1普及促進に加え、電気料金の上昇への対応、災害時への備え等の理由により太陽光発電システムへの期待はますます高まっています。更に住宅用太陽光発電はこれまで、発電した電力の余剰分を電力会社へ売電することが主流でしたが、昨今は発電した電力を蓄えて使う「自家消費スタイル」が注目され、蓄電システム導入のニーズも高まってきています。 このような背景をもとにQセルズは、太陽光発電システムに加え、自社ブランドのハイブリッド蓄電システム新製品をラインナップに追加します。本システムのハイブリッドパワーコンディショナは、96.5%という業界トップクラスの変換効率であることから、太陽光から得られるエネルギーを最大限活用することができます。また、停電時の自立出力は最大2.0kVAを実現し、停電時でも冷蔵庫や照明などとともに炊飯器や電気ポットなど生活家電も同時に使うことができるなど、万一の時も電気を利用することが可能です。またシステム保証は15年※2、損害補償も10年と、安心してお使いいただけるサポートサービスもご用意しています。 Qセルズは、今後変化していく日本の電力事情に合わせ、永続的にクリーンな電力を提供できる太陽光発電システムの販売・発電事業を通し、日本における再生可能エネルギーの柱である太陽光発電事業の発展に貢献してまいります。 ■「HQJB-Aシリーズ」外観イメージ ※1 ZEH(ゼッチ/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「快適な室内環境」と、「年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下」を同時に実現する住宅のこと。経済産業省は「2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現すること」を目標とし、普及に向けた取り組みを行っています。 ※2 蓄電池ユニットは10年、カラーモニターセット、ハイブリッド蓄電用リモコンは1年の保証期間となります。 ■「HQJB-Aシリーズ」主な特長 ・ ロスの少ない業界トップクラスの電力変換効率96.5%を実現。 ・ 自立出力電力が最大2.0kVAで、停電時でも安心して電気を使うことが可能。 ■「HQJB-Aシリーズ」製品概要 品名 型番 仕様 ハイブリッドパワーコンディショナ HQJB-H55R-A1 定格出力5.5kW 変換効率96.5% 蓄電池ユニット HQJB-BU56-A1 蓄電容量5.6kWh カラーモニターセット HQJP-MSET-A2 カラーモニター HQJP-MC-A2 送信ユニット HQJP-MUK-A2 注:ハイブリッド蓄電用リモコン:DC/DCコンバータに同梱。 ■「HQJB-Aシリーズ」製品仕様 品名 ハイブリッドパワーコンディショナ 本体品番 HQJB-H55R-A1 直流入力 定格入力電圧 DC330V 入力運転電圧範囲 DC40~450 V 入力回路数 太陽電池: 4回路 蓄電池(充放電コンバータ) : 1回路 系統連系出力(交流) 定格出力電圧 AC202V 電気方式 単相2線式(接続方式:単相3線式) 定格出力電力 5.5kW 定格電力変換効率 96.5%(JIS C8961に基づく) 電気方式 単相2線式 定格出力電力 2.0kVA 使用周囲温度 -20~50℃(結露なきこと) 外形寸法(W×H×D) 706mm × 407mm × 214mm 質量 29㎏(取付板込) 設置場所 屋外 品名 DC/DCコンバータ 品番 HQJB-D20R-A1 入出力数 1入出力 入出力定格電力(直流) 充電時 1.5kW 放電時 2.0kW 使用周囲温度 -20~50℃(結露なきこと) 外形寸法(W×H×D) 520mm × 407mm × 214mm 質量 16kg(取付板込) 設置場所 屋外 品名 蓄電池ユニット 品番 HQJB-BU56-A1 定格入出力電圧 DC93.6V 内蔵蓄電池 リチウムイオン電池 蓄電容量 5.6kWh 動作温度範囲 0~40℃(結露なきこと) 外形寸法(W×H×D) 480mm × 610mm × 230mm 質量 約68kg 設置場所 屋内 企業プロフィール 【ハンファQセルズについて】 ハンファグループ内の太陽光関連企業2社を統合し2015年2月にハンファQセルズ(NASDAQ:HQCL)を 設立。”Engineered in Germany“のブランドコンセプトのもと、ドイツのR&D本社から先進的な技術や革新的な研究開発をグローバルに展開するとともに、ハンファグループのネットワークを活かし、欧州、北米、アジア、南 米、アフリカ、中東諸国でビジネスを展開している。生産施設はマレーシア、中国、韓国にあり、2017年のセル/モジュール生産能力は8GW を誇る。太陽光セル・モジュール・システムの開発・生産・販売、発電所建設およびEPC(設計・調達・建設)事業など太陽光ビジネスの全分野でソリューションを提供している。 http://www.hanwha-qcells.com/ 【ハンファQセルズジャパン株式会社について】 1984年に韓国最大手企業であるハンファグループの日本法人として設立。太陽光発電関連事業(太陽光モジュール輸入販売、IPP事業)をはじめ化学品、鉄工、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多部門にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を30年以上にわたり展開している。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2017年12月現在で日本向けの出荷量累計3.4GW、住宅設置数30,000棟を達成した。 http://www.q-cells.jp/ 一覧に戻る