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  • ハンファパワーシステム、TC EnergyとMOU締結で北米市場にてsCO2発電の商業化を本格推進

    2024年11月27日

  • ※株式会社ハンファ発信の海外プレスリリースより参考情報としてお知らせ配信しています。

    • ハンファは「未来環境にやさしい発電システム」として脚光を浴びているsCO2発電システムの商業化のため、北米最大の天然ガスパイプライン運営会社のひとつであるTC Energy(TransCanada Energy)と事業協力の基本合意書(MOU)締結
    • 本プロジェクトは、天然ガスパイプラインの圧縮所で発生する廃熱を回収し、ゼロカーボン電力を生産して、自己の電力需要を満たすことを目的としています。
    sCO2発電システム

    ハンファパワーシステム株式会社(代表取締役イ・グヨン)は、TC Energyと「天然ガスパイプライン圧縮所(Compressor Station)に適用されるsCO2 WHR(廃熱回収発電)事業協力のための覚書(MOU)」を締結したことを発表しました。ハンファは、このシステムの導入により、天然ガスパイプラインの運営における炭素集約度を低減できるだけでなく、クリーンで無公害な電力を生産することによって、ネットゼロポートフォリオの達成に向けた先駆的な一歩となることを期待しています。

    今回、ハンファとTC Energyが締結した「sCO2 WHR事業協力覚書(MOU)」は、TC Energyが米国ウェストバージニア州で運営中のパイプライン圧縮所(Compressor Station)にsCO2発電システムを導入し、現在捨てられているガスタービンの廃熱を回収して発電する商業プロジェクトに関するものです。

    ハンファパワーシステムは、sCO2の商業化プロジェクトを獲得することにより、今後、北米のパイプライン市場を基盤に本格的なsCO2発電システム事業の拡大を推進する見込みです。

    sCO2発電システム

    ハンファパワーシステムのイ・グヨン代表は、「北米最大の天然ガスパイプライン運営会社であるTC Energyとの今回のMOU締結により、sCO2発電システムの商業化成功に一歩近づくことができました。今後、圧縮所にsCO2発電システムを展開することで、オイル&ガス市場における炭素削減にさらに貢献していきます」と述べました。今回の協力を通じて、ハンファパワーシステムの環境にやさしい発電ソリューションをリードする企業としての歩みは、さらに加速する見込みです。

    ハンファパワーシステムは、韓国国内1位の産業用圧縮機供給業者であり、sCO2発電システムおよび水素/アンモニアガスタービンソリューションのプロバイダーとして、カーボンニュートラル時代を先導する環境にやさしい発電とエネルギーソリューション事業を拡大しています。

    sCO2(Supercritical CO2・超臨界二酸化炭素)は、31℃、74bar以上の条件下で液体と気体の両方の特性を持つ流体であり、sCO2発電システムは、この超臨界二酸化炭素とハンファパワーシステムのギア式タービン技術を組み合わせることにより、高効率、コンパクト化、モジュール化、そして100%ウォーターフリー運転が可能です。さらに、追加の燃料燃焼なしで廃熱を活用する新しい概念の発電設備です。

    企業プロフィール
    【ハンファジャパン株式会社について】

    韓国最大手企業の一つであり、Fortune Global 500、TIME誌「世界で最も影響力のある企業100社」に選出された株式会社ハンファの日本法人として1984年に設立。グリーンエネルギー事業、ケミカル事業、セキュリティ事業、プロダクトソリューション事業の4部門を展開し、化学品、鉄鋼、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多部門にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を行っている。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2023年12月現在で日本向けの出荷量累計7.5GW、住宅設置数150,000棟を達成した。 「ハンファジャパン」: https://www.hanwha-japan.com/ 「Qセルズ」:http://www.q-cells.jp/ 「Re.RISE」:https://www.hanwha-rerise.jp/